初日は、いわき初のワイナリーからスタート!
ワインや景色を堪能した後は、歴史ある温泉街で湯めぐり。
2日目には地域の文化や歩みにふれるスポットへ。
いわきの多彩な魅力にふれながら、心もからだもリフレッシュできるツアーを紹介します。
目の前にぶどう畑が広がる<いわきワイナリー>
おいしいワインと景観に満たされる
いわき初のワイナリー。

心とからだを整える旅の始まりは、「いわきワイナリー」から。ここはハンディキャップを背負った人たちのために立ち上げられた、いわき初のワイナリーとして話題のスポットです。


ワイナリーでは約25種類の銘柄の中から、お気に入りのワインで乾杯!味や香りの違いを楽しみながら、目の前に広がるぶどう畑や森林の景色を眺め、地域の豊かな風土が育み、人々の思いが詰まったワインを味わっていました。
日本三大古泉でぶらりと湯めぐり<いわき湯本温泉>
情緒豊かな温泉街で
身も心もリフレッシュ。
1,300年以上の歴史を持ち、道後温泉、有馬温泉と並ぶ“日本三大古泉”の一つとして愛されている「いわき湯本温泉」。毎分5トンという全国でも類を見ない豊富な湯量が特徴で、“美人の湯”としても知られています。
参加したみなさんは、約2時間のフリータイムの中、温泉街に点在する日帰り入浴ができる温泉施設へ。散策しながら二カ所、三カ所と湯めぐりを楽しみ、からだの芯からポカポカに温まりました。
地域の歴史を体感<いわき市石炭・化石館 ほるる>
いわきの遺産を巡る
ヘリテージツアー。


「いわき市石炭・化石館 ほるる」は、いわきの発展を支えた常磐炭田の採炭の歴史と、市内で発掘された化石や地球の歴史を物語る海外の化石資料を展示する施設。まるで本物の石炭坑道に入ったかのような模擬坑道など、たくさんの見所を学芸員さんが詳しく案内してくれました。


ほるるの見学後には、かつて炭鉱で働いていた方が炭鉱関係の資料を収集・展示している「みろく沢炭鉱資料館」へ。実際の石炭層などを見ることができ、これまで知らなかった炭鉱の歴史などについて、みなさん興味深そうに聞き入っていました。
震災の記憶と教訓を伝える<いわき震災伝承みらい館>
震災の記憶と記録にふれ、
被災地への思いを新たに。

いわきは、東日本大震災で甚大な被害を受けました。「いわき震災伝承みらい館」は、その教訓や記憶を風化させず、後世へ伝えていくことを目的とした施設です。展示室にはさまざまな資料やVR映像、パネルなどが展示されています。


参加したみなさんは、それぞれの資料やパネルをじっくりと見つめ、被災地への思いを新たにしていた様子で、「震災の悲惨な状況が目で見て分かり、3.11を忘れてはいけないと改めて感じた」「実際目にして自分たちで覚えておくこと、備えていたほうがいい物の展示を見て勉強になった」「備えは大事なことと思い知らされた。災害によって起きたことを風化させないため、防災意識を高めるために、とても大切な施設だと思った」といった感想を寄せました。

多彩な商品からお土産探し!<いわき・ら・ら・ミュウ>
“いわきのいいものぜんぶある”
現地ならではの逸品に思わず目移り。


旅の締めくくりに、観光物産センター「いわき・ら・ら・ミュウ」へ。施設のキャッチフレーズは、“いわきのいいものぜんぶある”。その言葉通り、施設内には新鮮な海の幸をはじめ、おいしい食品からお菓子や地酒、ら・ら・ミュウのオリジナル製品まで、いわきの魅力的なお土産がずらりと並んでいます。

みなさんは自由時間の中、さまざまな店を回ってお土産探し。店員さんたちとの会話も楽しみつつ、あれこれ迷いながら、気になった商品を購入していました。