定番とは一味ちがう魅力がいっぱい!
いわきの“おひとりさま”ツーリズム

おひとりさま大歓迎のいわきの旅は、いちご狩りからスタート!
その後は震災からの復興を学んだり、温泉で癒されたり、ゲストハウスに泊まったり、初日から現地ならではの体験を満喫。
2日目は多彩なプログラムから、それぞれが興味があるものをチョイス。
定番の観光とは一味ちがう、いわきの個性的な魅力があふれるツアーをご紹介します。

バラエティ豊かな体験が楽しめるいわき旅

もくじ

    いちご狩りに思わず夢中!<アグリパークいわき観光いちご園>

    多品種の食べ比べに大満足!広い農園でいちご狩り。

    一人でも楽しめる、ユニークな体験が盛り沢山のいわき旅。参加者は、みなさん一人での参加です。まずは、広い園内に「かおり野」や福島県産「ふくはる香」といった5種類のいちごが栽培されている「アグリパークいわき観光いちご園」へ。

    農園のいちご狩りは、何と時間制限なし!誰でも採りやすい高さで栽培されているので、真っ赤に実ったおいしそうないちご探しに、みなさん思わず夢中。「こっちのもおいしいよ!」と交流しながら、いちごの食べ比べを堪能しました。

    被災地の“今”を知る。<いわき震災伝承みらい館>

    語り部の話や資料の展示から、震災の教訓と記憶にふれる。

    「いわき震災伝承みらい館」は東日本大震災で甚大な被害を受けたいわきの教訓や記憶を風化させず、後世へ伝えていくことを目的とした施設。

    展示室にはさまざまな資料やVR映像、パネルなどが展示。卒業式当日に津波被害にあった中学校の黒板を見入る参加者の姿も。

    また、被災した語り部による当時の様子や被災地の現状、復興状況などを伝える話を聞き、防災の大切さや被災地への思いを強めました。

    日本三大古泉でほっこり。<いわき湯本温泉>

    歴史ある温泉街で癒され、パワーをチャージ。

    「いわき湯本温泉」は道後温泉、有馬温泉と並ぶ“日本三大古泉”の一つで、1,300年以上前から愛されてきました。温泉は毎分5トンという全国でも類を見ない豊富な湯量が特徴で、“美人の湯”としても知られています。

    湯本温泉郷を訪れた参加者のみなさんは、日帰り入浴や足湯に癒されたり、湯本町の鎮守様として広く崇敬を集める温泉神社に参拝したり、思い思いに過ごし、これからの旅へのパワーをチャージしました!

    古民家生活を体験!<GAMP HOUSE>

    築260年を超える古民家に宿泊。囲炉裏を囲んでの団らんも。

    今回のツアーでは男女わかれて、それぞれ異なるゲストハウスに宿泊しました。男性はいわき市最初の農家古民家ゲストハウス「GAMP HOUSE」へ。茅葺屋根の古民家は築260年以上の建物を江戸時代当時の様子に復元。まるでタイムスリップしたかのような気分になります。

    夕食はゲストハウスオーナーのTADAさんやスタッフの方と囲炉裏をぐるりと囲んでいただきました。昔ながらの雰囲気や福島自慢の地酒、囲炉裏でグツグツと煮込まれる“タラ鍋”のおいしさに自然に解きほぐされ、さまざまな話で交流を深めました。

    話題のゲストハウスに宿泊!<Guesthouse & Kitchen Hace>

    おしゃれなゲストハウスで地のものを使った贅沢ディナーを満喫。

    女性参加者の宿泊先は、地区60年以上の古民家をリノベーションした「Guesthouse & kitchen Hace」。1Fがレストラン、2Fがゲストハウスになっていて、湯本初のゲストハウスとして、近頃はメディアなどでも話題です。

    夕食には、地元の新鮮な野菜や旬の食材をふんだんに使用した贅沢なメニューがずらり。バックパッカーとして世界中を旅してきたゲストハウスオーナー・三上さんの話でも大いに盛り上がりました。

    古刹の瞑想で心を整える。<閼伽井嶽薬師常福寺>

    僧侶が行う瞑想法「阿字観」で自分に向き合うマインドフルネスを。

    2日目は、地域の魅力を体感できる4つのプログラムから、2つを選んで楽しみました。市内を見下ろす赤井嶽(あかいだけ)に位置する「閼伽井嶽薬師常福寺」は1,200年以上の歴史を持つ、国内有数の古刹。今回のツアーでは、その建築や歴史を学ぶだけはなく、僧侶が行っている瞑想法「阿字観(あじかん)」も体験しました。

    阿字観は常福寺よりも古く、1,300年以上にわたって行われてきた修行で、呼吸法が大切。姿勢を正し、呼吸によって心身の悪い気を吐き出します。参加者は日常のマインドフルネスにも取り入れられる瞑想に真剣に取り組み、心を整えていました。

    旬の海鮮を使った郷土料理に舌鼓!<小名浜あおいち>

    いわきの海の幸“常磐もの”を港町ならではの浜焼きで。

    2023年にいわき観光物産センター「いわき・ら・ら・ミュウ」にオープンした「小名浜あおいち」。こちらのお店では豊かな漁場が広がる、福島県浜通りと茨城県の沿岸地域で獲れる“常磐もの”を使った一品の試食を、海鮮バーベキュー・浜焼きで楽しみました!

    この日試食したのは、郷土料理・さんまのポーポー焼きをはじめ、メヒカリの開き、アンコウのから揚げといった旬の海の幸。参加者は同店の上野社長からいわきの海産物の現状などを聞きながら、新鮮な海鮮を味わいました。

    地域の歴史を歩いて体感。<いわき名物ガイドツアー>

    ガイドの先生と、いわきをぶらり。
    ゆっくり散策しながら、地域の歴史を学ぶ。

    歴史・自然・震災・温泉など、日替わりのテーマで開催されているガイドツアー。この日は「歴史の先生と歩く磐城平城散策コース」でした。

    ツアーはいわき駅からスタート。江戸時代初期に築城され、戊辰戦争で廃城となった磐城平城を歴史の先生に解説していただきながら巡りました。古地図を使いながらの90分間は、あっという間!「時間が経つに連れ、徐々に当時の姿が頭の中で想像できた」と、まちあるきの魅力に目覚めた参加者もいました。

    “東北のハワイ”ならでは!<フラダンス>

    いわきの美しい海が広がる、最高のロケーションでフラダンス。

    温暖な気候から“東北のハワイ”といわれるいわき。美しい海が目の前に広がる会場で、フラダンスの特別レッスンを体験しました。

    今回の参加者は、みなさんフラダンス初挑戦!色鮮やかなフラの衣装やアロハを身に纏って、講師の丁寧な指導のもと楽しく体を動かし、苦戦しながらも最後には1曲まるまる踊れるように。非日常気分を味わって、リフレッシュしました!

    まとめ いわきの深い歴史や文化、おいしい食事、そして被災地としての現状まで。多彩なプログラムを実施した今回のツアー。みなさん、お一人での参加でしたが、さまざまな体験を通じて交流を深めたり、時には自分にじっくり向き合ったりと、思い思いの時間を過ごし、いわきの少しディープな魅力を満喫する充実した二日間となりました。
    みんなの体験レポート一覧へ
    ホーム / みんなの体験レポート / 定番とは一味ちがう魅力がいっぱい!いわきの“おひとりさま”ツーリズム